ナ・リーグ東地区の注目プレイヤー達を日本人選手に例えると?
ワシントン・ナショナルズ
順位予想…1位
昨シーズン…1位
【注目プレイヤー】
Bryce Harper
(ブライス・ハーパー)
日本人選手に例えると…?
…柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
例えとしては微妙ですね…
規格外のパワーと、スイングスピードが生み出す打球の飛距離、俊足(ハーパーはあまり盗塁しなくなりましたが)強肩、意外と上手くない外野守備、一応選手としての特徴は、柳田と似ていると思います。
柳田も十分スターですが、ハーパーは学生時代からその名を馳せた有名選手です。
2010年の全米ドラフト1位で指名を受けてナショナルズに入団、2012年にはメジャーデビューを果たしているスーパーエリートなのですが、入団前の評価があまりにも高過ぎた事、また故障が多い事から、未だに期待された程の活躍は出来ていない。という厳しい評価のされ方をしている、少々気の毒な選手でもあります。
最も、本人はビッグマウスでも有名なので、世間の批評なんて何とも思ってないかもしれません。
ちなみに、プロ入り前には「将来ヤンキースでプレーする事が夢だ」と語っており、ヤンキースとは相思相愛と言われていましたが、ヤンキースの外野手はダブ付き気味な上に、昨シーズンオフにはスタントンも獲得しています。
FAイヤーの今シーズン『野球界の選ばれし男』がどんな成績を残すのか、是非注目して下さい。
フィラデルフィア・フィリーズ
順位予想…2位
昨シーズン…5位
【注目プレイヤー】
RHys Hoskins
(リース・ホスキンス)
日本人選手に例えると…?
…岡本和真(読売ジャイアンツ)
えっ、ポジションが違うって?お、岡本も去年レフト守ってたし…長打力が売りの右打者で、同じ若手なんで許してください(笑)
という訳で、再建も終盤に差し掛かっているフィリーズの主砲、ホスキンスです。
昨シーズン、デビューから17試合で10ホーマーだった新星は、今シーズンもここまで好調です。
フィリーズといえば、自分がMLBに本格的な興味を持ち始めた2007年頃がちょうど黄金期でした。
あれから10年が経ち、再び黄金期を迎える事が出来るのか…早くもその手腕に疑問符が付いていますが、キャプラー(巨人ファンの皆さん、あのキャプラーですよ?笑)新監督の采配次第では今シーズンの躍進も見られるかもしれません。
2年目のジンクスに挑む、若き主砲に注目です。
アトランタ・ブレーブス
順位予想…3位
昨シーズン…3位
【注目プレイヤー】
Ender Inciarte
(エンダー・インシアーテ)
日本人選手に例えると…?
…大島洋平(中日ドラゴンズ)
長打力こそ無いものの(インシアーテは少しずつ増えて来てますが)俊足巧打で盗塁、センターの守備も上手い選手同士、我ながら上手く例えられていると思います。
フィリーズと同じく、再建中であるブレーブスの1番打者、インシアーテ。
昨シーズンは200安打を放ち、ホームラン11本は一昨年(3本)から約4倍増、盗塁も自己最多の22で2年連続GG賞を獲得する等、まさに今脂が乗り切った状態です。
フィリーズとは異なり、まだナショナルズに挑める段階ではありませんが、超有望株アクーニャのデビューも控えており、古豪復活も目の前。
チームを牽引する、疾風のリードオフマンに注目です。
ニューヨーク・メッツ
順位予想…4位
昨シーズン…4位
【注目プレイヤー】
Michael Conforto
(マイケル・コンフォート)
日本人選手に例えると…?
…秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)
走攻守三拍子揃ったセンターで、チームを牽引するトップバッターであるコンフォートと秋山は、共にデビュー当初はパワー不足でしたが、年々長打力が付いて来ています。
今シーズンに限って言えば、開幕からチームが好調な点も共通していますね。
コンフォートは開幕から故障で離脱していて最近復帰、まだ完全復活には至っていませんが、代役のラガレスが好調なのでしばらくはライトで出場する事も増えそうです。
さて、メッツと言えば、同じニューヨークのチームであり、常にマスコミの注目を浴びているヤンキースに比べると少々地味なイメージは有りますが、実は若く才能溢れる投手が揃っているチームだったりします。
最も、その投手達は故障が多くて中々揃わないのですが…ただ、先程も述べた通り今シーズンは開幕から好スタートを切っています。
インディアンズを投手王国に育て上げたキャラウェイ新監督の元で若い才能達が完全開花を迎えた時、打倒ナショナルズの筆頭になるでしょう。
チームを引っ張るトップバッターに注目です。
マイアミ・マーリンズ
順位予想…5位
昨シーズン…2位
【注目プレイヤー】
Starlin Castro
(スターリン・カストロ)
日本人選手に例えると…?
…浅村栄斗(埼玉西武ライオンズ)
主力選手を大量に放出したマーリンズへ、スタントンのトレード相手としてヤンキースから加入したカストロは、昨オフ一番気の毒だった選手かもしれません。
浅村との共通点は、何と言ってもその打撃力と元ショートのセカンドという点でしょう。
しかしながら、守備に関しては浅村の方が上だと思います。
というか、カストロは守備が上手くなる気配が有りません…この辺りは、浅村より元ヤンキースのソリアーノに似てるかもしれません。
昨オフ、CEOに就任すると同時に主力選手の大量放出を行なったニューヨークの貴公子『デレク・ジーター』氏は大いに批判されている。
だが、これは前オーナーの無茶苦茶な経営を引き継いだ以上、避けられない事だったはず。
数年後、ジーターの選択が正しかったと言われる事を信じたいと思います。
若いチームを引っ張るチームリーダーとなれるか、カストロに注目です。
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