元帰宅部がMLBを記録するブログ

競技としての野球経験一切無しの男が、MLBのスコアを記録しながらMLBについて書き連ねるブログです

第3回:シンシナティ・レッズ

日本人選手以外、全くメジャーリーガーについて知らない方に向けて、基本的な選手情報をお届けします。


今回ご紹介するのはナショナル・リーグ中地区のシンシナティ・レッズ(以後レッズ)です。


昨シーズンから秋山翔吾選手が所属しているレッズですが、実は2019年までMLB30球団の中で唯一日本人選手が所属した事の無い球団でした。
チームとしては長年低迷気味なのですが、昨シーズンは秋山選手を含めて大型補強を敢行、本気で地区優勝を狙いましたが、結果は地区3位。
何とも微妙な結果に終わりました。


そして、シーズンオフに突入すると同時に売り手に回っています。
サイヤング賞受賞のトレバー・バウアー投手はFAになり再契約は絶望的、クローザーのライセル・イグレシアス投手はエンゼルスへトレードされました。


更には、つい先日エースのルイス・カスティーヨ投手にヤンキースとのトレードの報道が。
しかしながら、こちらはすぐに否定されています。
どうやらレッズは、カスティーヨ投手をどうしても手放したくない選手だと位置付けているようです。


そんなカスティーヨ投手、昨シーズンこそコロナの影響を受けて12試合登板で4勝6敗防御率3.21でしたが、2019年には32試合登板で15勝8敗防御率3.40と大活躍した投手です。
大型補強前のレッズで15勝出来るのだから、ヤンキースでまともな援護を受けたら何勝出来るのか…ヤンキースで投げるカスティーヨ投手も観てみたいと思ってしまったりもします。


レッズとしてはこのまま再建に舵を切るにしても、勝負モードを継続するにしても、カスティーヨ投手だけは何としても残したいと考えていると思います。
残してしまった結果、大打者ジョーイ・ボトー選手が、成績はレジェンドクラスながら目立たないまま現役を終えそうなのは悲しいですが…そのお話はまたいずれ。


他球団が欲しがる存在のカスティーヨ投手が、今シーズンどんな成績を残すのか、秋山選手の2年目のシーズンと共に、レッズの背番号58にも注目して下さい!!