元帰宅部がMLBを記録するブログ

競技としての野球経験一切無しの男が、MLBのスコアを記録しながらMLBについて書き連ねるブログです

ナ・リーグ西地区の注目プレイヤー達を日本人選手に例えると?

ロサンゼルス・ドジャース

順位予想…1位

昨シーズン…1位

【注目プレイヤー】

Corey Seager

(コリー・シーガー)

日本人選手に例えると…?

…茂木栄五郎(東北楽天ゴールデンイーグルス)


MLBには長打を打てるショートが沢山いるのですが、日本では貴重な存在です。

右打者は坂本勇人、左打者はこの茂木栄五郎だと思います。

守備はシーガーに遠く及びませんが、長打を打てて率を残せる打撃は近いものがあると思います。

そのシーガーは三兄弟で、長男はマリナーズの主砲カイル・シーガーです。

選手としては末弟のコリーが一番凄い選手と言われており、何故マリナーズはコリーを指名しなかったのか、未だに批判されている程です。

(最も、その年のドラフトでマリナーズが1巡目指名したズニーノは現在正捕手なので、失敗ではないのですが…)

モリーナ三兄弟にも言えますが、三兄弟は末っ子が一番才能に溢れる法則でもあるのでしょうか?(笑)

昨シーズンは悲願のワールドチャンピオンまであと一歩に迫ったので、今年こそは達成したいところです。


天才末っ子がチームをワールドチャンピオンへ導けるのか、注目です。




アリゾナ・ダイヤモンドバックス

順位予想…2位

昨シーズン…2位

【注目プレイヤー】

Paul Goldschmidt

(ポール・ゴールドシュミット)

日本人選手に例えると…?

…清原和博(元西武ライオンズ、読売ジャイアンツ、オリックスバファローズ)


はい、ついに現役選手という縛りを破ってしまいました。

しかし、後悔はしていません。

怪物揃いのMLBにおいても特に異彩を放つ怪物であるゴールドシュミットに匹敵する一塁手は、清原和博その人しか居ないからです。

ただし、西武時代の清原さんです。

西武在籍時はまだ私が野球嫌いだった頃ですが、映像を見る限りでは、守備も上手くて足も速い選手という印象を受けました。

さて、一塁手でありながら打率3割、ホームラン30本、打点100、GG賞の常連である事に加え、2016年には32盗塁を記録した俊足でもあるゴールドシュミットは、毎年のようにMVP候補に名前が挙がる選手です。

同地区にドジャースという高い壁がそびえていますが、リーグ制覇を達成すればゴールドシュミットのMVPも現実味を帯びて来るはずです。


打つ、走る、守る、三拍子揃った異色の一塁手の活躍に注目です。





コロラド・ロッキーズ

順位予想…3位

昨シーズン…3位

【注目プレイヤー】

Nolan Arenado

(ノーラン・アレナード)

日本人選手に例えると…?

…松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス)


これも結構厳しい例えだと思います。

松田にあの守備は無理でしょうからね…引退されている選手だと、全盛期の中村紀洋さんが近いでしょうか?

柔らかいグラブ捌き、ショートも守れた程広い守備範囲、矢のような送球、一番近いと思います。

さて、そのアレナードですが、本拠地がコロラドだという事を差し引いても、リーグ屈指の強打者だと思います。

ホームラン35本以上、打点130以上を3年続けられる打者は中々居ないでしょう。

ただ、相変わらず投手陣は壊滅状態に近いので、打線の破壊力でカバーする事になりそうです。


メジャー最強打線を牽引する、最強三塁手に注目です。


サンフランシスコ・ジャイアンツ

順位予想…4位

昨シーズン…5位

【注目プレイヤー】

Buster Posey

(バスター・ポージー)

日本人選手に例えると…?

…中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)


これもまた、苦しい例えだと自覚しています。

引退されている選手なら、元ソフトバンク、マリナーズ、タイガースの城島健司さんでしょう。

あの肩はメジャーでも十分通用したと言えると思います。

さて、そのポージーですが、攻守に渡る活躍もさる事ながら、リーダーシップにも定評があります。

特に今シーズンはマカチェン、ロンゴリアと他チームのフランチャイズ・プレーヤーが2人も移籍して来ています。

その新加入の選手達を纏め上げ宿命のライバル、最強球団のドジャースに一泡吹かせたいところです。


リーダーシップが冴え渡る司令塔に注目です。




サンディエゴ・パドレス

順位予想…5位

昨シーズン…4位

【注目プレイヤー】

Eric Hosmer

(エリック・ホズマー)

日本人選手に例えると…?

…T-岡田(オリックスバファローズ)


左投げの一塁手で真っ先に思い浮かんだ日本人選手がT-岡田でした。

最も、最近は専ら左翼手のような気もしますが、どう考えても左翼手より一塁手の方が向いてると思います。

さて、ホズマーはデビューからロイヤルズでプレーし、世界一にもなっている選手です。

一塁手としては打撃の物足りないホズマーを、まだ若手を育成途中のパドレスが8年という長期契約で獲得した事には疑問の声も上がっていますが、球団としてはリーダーシップに優れており、弱小チームから強豪チームへと駆け上がった経験を持つホズマーと共に、チームを強くしようという考えなのだと思います。


新たなリーダーが若いチームに革命をもたらすのか、注目です。

ナ・リーグ中地区の注目プレイヤー達を日本人選手に例えると?

シカゴ・カブス

順位予想…1位

昨シーズン1位


【注目プレイヤー】

Kris Bryant

(クリス・ブライアント)

日本人選手に例えると…?

…宮崎敏郎(横浜DeNAベイスターズ)


これはあまり上手い例えではないと思います、正直宮崎に対してかなりの期待値込みです。

現役でない三塁手も含めるとしたら、全盛期の小久保裕紀さんが一番近いかもしれません。

そんなブライアント、23歳でデビューして今シーズンが4年目ですが、2年目にリーグMVPを獲得するなど、その打撃力は既に完成されていると言えると思います。

これだけの選手を2番に置けるカブスの選手層の厚さは、最早異常でしょう(笑)

更に言えば、レギュラー陣全員が20代で脂が乗り切っているのも強さの一因だと思います。

ダルビッシュも補強し、ワールドチャンピオン返り咲きとなるのか。


最強チームの最強の2番打者に要注目です。




セントルイス・カーディナルス

順位予想…2位

昨シーズン…3位


【注目プレイヤー】

Yadier Molina

(ヤディアー・モリーナ)

日本人選手に例えると…?

…嶋基宏(東北楽天ゴールデンイーグルス)


選手としての能力ではなく、リーダーシップという一点のみを評価して嶋を選びました(笑)

コンスタントに3割を打てる打撃、強肩からの素早い送球、相手を翻弄するリード、選手として近いのは全盛期の古田敦也さんだと思います。

モリーナと言えば、私は第3回WBCの日本対プエルトリコ戦で重塁を仕掛けて刺されたシーンを思い出します。

あのシーン、私は日本のチャンスが潰えたショックよりも、改めてメジャーの一流選手に力を見せ付けられた事に興奮した記憶があります。

そんなモリーナも35歳になり、2020年限りでの引退を表明しました。

彼が現役の間に、もう一度世界一の栄冠を掴みたい。


現役最高の名捕手が放つ、熟練の輝きに注目です。




ミルウォーキー・ブルワーズ

順位予想…3位

昨シーズン…2位


【注目プレイヤー】

Christian Yelich

(クリスチャン・イェリッチ)

日本人選手に例えると…?

…丸佳浩(広島東洋カープ)


これは、我ながら中々の例えだと思います。

両者共に二塁打が多くて出塁率の高いバッターで、年々長打力も確実性も上がっている球界屈指の外野手と言えるでしょう。

ちなみに、マーリンズの外野三人衆で一番最後に移籍が決まったイェリッチ、マーリンズではスタントンとオズーナの陰に隠れがちでしたが、毎年打率3割に加えて20-20が期待出来る選手です。

同じ左バッターという事もあって、マーリンズ時代はゴードンと共にイチローを慕っていて、メジャーリーガーになって初めてもらったサインはイチローからだそうです。


マイアミという檻から脱出した、若き才能がどのように羽ばたくのか、注目です。



ピッツバーグ・パイレーツ

順位予想…4位

昨シーズン…4位


【注目プレイヤー】

Gregory Polanco

(グレゴリー・ポランコ)

日本人選手に例えると…?

…島内宏明(東北楽天ゴールデンイーグルス)


これも中々上手く例えられたと思います。

島内は発展途上で、ポランコには及びませんが、どちらも打率こそ低いもののホームラン20本、20盗塁を期待出来て、守備も堅いと似たタイプの選手です。

そんなポランコ、昨シーズンは故障に苦しみました。

オフにチームの至宝マカチェンが移籍した事もあり、今シーズンは益々主軸としての期待が高まります。

再建モードに入るかどうかの瀬戸際へ来ているチームを是非引っ張って欲しいところ。


若きスピードスターの復活と、更なる進化に注目です。




シンシナティ・レッズ

順位予想…5位

昨シーズン…5位


【注目プレイヤー】

Joey Votto

(ジョーイ・ボトー)

日本人選手に例えると…?

…ここでついに出します、居ません。


どう考えても、現役の一塁手でボトーに例えられる選手が居ませんでした。

そもそも外国人が守る事が多いので、日本人の一塁手不足は深刻ですね。

引退されている選手なら、元ファイターズ、ジャイアンツ、ドラゴンズの小笠原道大さんでしょうか。

ボトーの特徴は何と言っても選球眼の良さと出塁率の高さ、そして三振の少なさで、一部ファンから『ボトー神』とすら呼ばれています。

昨シーズンは三振83に対して四死球134と、50近く四死球が上回っており、その上打率.320、ホームラン36本、打点100という成績。

しかも一塁の守備も上手いという、まさに完璧な選手です。

強いて言えば、若干人間的に変わっている事が欠点でしょうか…ちなみに、イチローとは大の仲良しで、イチローが大量のドーナツをボトーへ送ったお礼に、イチローの背番号と同じ51枚のピザを送った事があるそうです(笑)

ただ、チームはまだまだ再建モードの真っ只中で今年も苦戦を強いられそうです。


再建中のチームを導く、孤高の神に注目です。

ナ・リーグ東地区の注目プレイヤー達を日本人選手に例えると?

ワシントン・ナショナルズ

順位予想…1位

昨シーズン…1位


【注目プレイヤー】

Bryce Harper

(ブライス・ハーパー)


日本人選手に例えると…?

…柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)


例えとしては微妙ですね…

規格外のパワーと、スイングスピードが生み出す打球の飛距離、俊足(ハーパーはあまり盗塁しなくなりましたが)強肩、意外と上手くない外野守備、一応選手としての特徴は、柳田と似ていると思います。

柳田も十分スターですが、ハーパーは学生時代からその名を馳せた有名選手です。

2010年の全米ドラフト1位で指名を受けてナショナルズに入団、2012年にはメジャーデビューを果たしているスーパーエリートなのですが、入団前の評価があまりにも高過ぎた事、また故障が多い事から、未だに期待された程の活躍は出来ていない。という厳しい評価のされ方をしている、少々気の毒な選手でもあります。

最も、本人はビッグマウスでも有名なので、世間の批評なんて何とも思ってないかもしれません。

ちなみに、プロ入り前には「将来ヤンキースでプレーする事が夢だ」と語っており、ヤンキースとは相思相愛と言われていましたが、ヤンキースの外野手はダブ付き気味な上に、昨シーズンオフにはスタントンも獲得しています。


FAイヤーの今シーズン『野球界の選ばれし男』がどんな成績を残すのか、是非注目して下さい。





フィラデルフィア・フィリーズ

順位予想…2位

昨シーズン…5位


【注目プレイヤー】

RHys Hoskins

(リース・ホスキンス)

日本人選手に例えると…?

…岡本和真(読売ジャイアンツ)


えっ、ポジションが違うって?お、岡本も去年レフト守ってたし…長打力が売りの右打者で、同じ若手なんで許してください(笑)

という訳で、再建も終盤に差し掛かっているフィリーズの主砲、ホスキンスです。

昨シーズン、デビューから17試合で10ホーマーだった新星は、今シーズンもここまで好調です。

フィリーズといえば、自分がMLBに本格的な興味を持ち始めた2007年頃がちょうど黄金期でした。

あれから10年が経ち、再び黄金期を迎える事が出来るのか…早くもその手腕に疑問符が付いていますが、キャプラー(巨人ファンの皆さん、あのキャプラーですよ?笑)新監督の采配次第では今シーズンの躍進も見られるかもしれません。


2年目のジンクスに挑む、若き主砲に注目です。




アトランタ・ブレーブス

順位予想…3位

昨シーズン…3位


【注目プレイヤー】

Ender Inciarte

(エンダー・インシアーテ)

日本人選手に例えると…?

…大島洋平(中日ドラゴンズ)


長打力こそ無いものの(インシアーテは少しずつ増えて来てますが)俊足巧打で盗塁、センターの守備も上手い選手同士、我ながら上手く例えられていると思います。

フィリーズと同じく、再建中であるブレーブスの1番打者、インシアーテ。

昨シーズンは200安打を放ち、ホームラン11本は一昨年(3本)から約4倍増、盗塁も自己最多の22で2年連続GG賞を獲得する等、まさに今脂が乗り切った状態です。

フィリーズとは異なり、まだナショナルズに挑める段階ではありませんが、超有望株アクーニャのデビューも控えており、古豪復活も目の前。


チームを牽引する、疾風のリードオフマンに注目です。



ニューヨーク・メッツ

順位予想…4位

昨シーズン…4位


【注目プレイヤー】

Michael Conforto

(マイケル・コンフォート)

日本人選手に例えると…?

…秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)


走攻守三拍子揃ったセンターで、チームを牽引するトップバッターであるコンフォートと秋山は、共にデビュー当初はパワー不足でしたが、年々長打力が付いて来ています。

今シーズンに限って言えば、開幕からチームが好調な点も共通していますね。

コンフォートは開幕から故障で離脱していて最近復帰、まだ完全復活には至っていませんが、代役のラガレスが好調なのでしばらくはライトで出場する事も増えそうです。

さて、メッツと言えば、同じニューヨークのチームであり、常にマスコミの注目を浴びているヤンキースに比べると少々地味なイメージは有りますが、実は若く才能溢れる投手が揃っているチームだったりします。

最も、その投手達は故障が多くて中々揃わないのですが…ただ、先程も述べた通り今シーズンは開幕から好スタートを切っています。

インディアンズを投手王国に育て上げたキャラウェイ新監督の元で若い才能達が完全開花を迎えた時、打倒ナショナルズの筆頭になるでしょう。


チームを引っ張るトップバッターに注目です。



マイアミ・マーリンズ

順位予想…5位

昨シーズン…2位


【注目プレイヤー】

Starlin Castro

(スターリン・カストロ)

日本人選手に例えると…?

…浅村栄斗(埼玉西武ライオンズ)


主力選手を大量に放出したマーリンズへ、スタントンのトレード相手としてヤンキースから加入したカストロは、昨オフ一番気の毒だった選手かもしれません。

浅村との共通点は、何と言ってもその打撃力と元ショートのセカンドという点でしょう。

しかしながら、守備に関しては浅村の方が上だと思います。

というか、カストロは守備が上手くなる気配が有りません…この辺りは、浅村より元ヤンキースのソリアーノに似てるかもしれません。


昨オフ、CEOに就任すると同時に主力選手の大量放出を行なったニューヨークの貴公子『デレク・ジーター』氏は大いに批判されている。

だが、これは前オーナーの無茶苦茶な経営を引き継いだ以上、避けられない事だったはず。

数年後、ジーターの選択が正しかったと言われる事を信じたいと思います。


若いチームを引っ張るチームリーダーとなれるか、カストロに注目です。