元帰宅部がMLBを記録するブログ

競技としての野球経験一切無しの男が、MLBのスコアを記録しながらMLBについて書き連ねるブログです

第2回:ロサンゼルス・エンゼルス

日本人選手以外、全くメジャーリーガーについて知らない方に向けて、基本的な選手情報をお届けします。


今回ご紹介するのはアメリカン・リーグ西地区のロサンゼルス・エンゼルス(以後エンゼルス)です。


恐らく、メジャーリーグのチームも選手も全然知らないけど、エンゼルスだけは知っている。という方も多いのではないでしょうか?
…実は、ウチの母がそうなんですよ(笑)


非常に分かりやすいミーハーでして…野球のルールは全然知らないのに、この3年間、大谷選手の試合は毎日録画して観ていました(笑)
最も、観たところで野球素人の母には何にも分からないようで、結局私が質問されて、一から全部説明する羽目になるのですが…まぁ、ウチの母は置いといて(笑)


大谷選手目当てにエンゼルスの試合を観戦している方達には、是非他の選手にも目を向けて頂きたく、第2回目のチームとしてエンゼルスを選択しました。
何故なら、エンゼルスにはメジャーリーグを知っている人に「今現役で一番凄い打者は?」と聞かれたら、大半の人が名前を挙げる存在、マイク・トラウト選手が在籍しているからです。


確かに大谷選手も十分凄いのですが、トラウト選手はもっと凄いんです。
何が凄いって、まだ20代なのに現役を引退したら野球殿堂入りが確実視されているんです。
2019年にエンゼルスと10年契約を結んだので、少なくともまだ後9年はプレーする事が決まっているのに…訳が分かりませんよね?安心して下さい、私にも分かりません(笑)
ただ、これから示す数字を見て頂けたら、何故29歳現役選手の殿堂入りが既に決まっているのか…きっとお分かり頂けると思います。


2012年(20歳)
139試合・打率.326・30本塁打・83打点・49盗塁・ア・リーグ新人王・盗塁王・シルバースラッガー賞・新人選手史上初の30-30(30本塁打30盗塁)達成


2013年(21歳)
157試合・打率.323・27本塁打・97打点・33盗塁・シルバースラッガー賞・サイクルヒット(ア・リーグ史上最年少となる21歳9ヶ月16日で記録)


2014年(22歳)
157試合・打率.287・36本塁打・111打点・16盗塁・ア・リーグMVP・ア・リーグ打点王・シルバースラッガー賞


2015年(23歳)
159試合・打率.299・41本塁打・90打点・11盗塁・シルバースラッガー賞・100本塁打100盗塁(史上最年少23歳253日で達成)


2016年(24歳)
159試合・打率.315・29本塁打・100打点・30盗塁・ア・リーグMVP・シルバースラッガー賞
2017年(25歳)


114試合・打率.305・33本塁打・72打点・22盗塁・150本塁打150盗塁(史上最年少25歳280日で達成)


2018年(26歳)
140試合・打率.312・39本塁打・79打点・24盗塁・シルバースラッガー賞


2019年(27歳)← (開幕前に北米スポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドルで契約延長)
134試合・打率.291・45本塁打・104打点・11盗塁・ア・リーグMVP・シルバースラッガー賞・200本塁打200盗塁(史上最年少28歳24日で達成)


2020年(28歳)
53試合・打率.281・17本塁打・46打点・1盗塁・シルバースラッガー賞


如何でしょうか、この高水準でまとまった成績は…野球ゲームか何かですかね?(笑)
しかも、まだ今年29歳いう若さ…勿論このまま成績を落とさないという保証は有りませんし、パワーへ特化し過ぎてスピードの面ではパフォーマンスが下がっていますが、それでもマイク・トラウトという選手が、何故将来殿堂入り確実だと言われているのか?その理由はお分かり頂けたと思います。


そんなトラウト選手と大谷選手という2人の天才選手が在籍していても、2人だけでは勝てないのが野球というスポーツの難しさであり、楽しさでも有ります。
ただ、今シーズンのア・リーグ西地区は本命不在と言われています。
2人の活躍で、久々のリーグ優勝を期待したいところです。


オープン戦で投打共に絶好調の大谷選手をご覧になる際には、是非ともエンゼルスの背番号27番のもご注目下さい!!

第1回:サンディエゴ・パドレス

日本人選手以外、全くメジャーリーガーについて知らない方に向けて、基本的な選手情報をお届けします。


今回はご紹介するのはナショナル・リーグ西地区のサンディエゴ・パドレス(以後パドレス)です。


30球団ある中で何故このパドレスを最初にご紹介するかと言いますと、実はナショナル・リーグ西地区というのはロサンゼルス・ドジャースが地区8連覇中と一強状態なのですが、今年その牙城を崩せそうなのがこのパドレスという事で、個人的に今一番注目している球団です。


今オフは例のウイルスの影響で、昨シーズンが短縮された上に、再流行しているせいで移籍市場がかなり停滞しています。
(巨人の菅野投手もその影響を受けた1人ですね)
そんな中、大型トレードで最も積極的な補強に動いているのがこのパドレスなのです。


今オフパドレスが行った大型トレードは2件。
まずはタンパベイ・レイズと4対2のトレードで2018年のサイヤング賞投手である左腕のブレイク・スネル投手を、次いでシカゴ・カブスから5対2のトレードで2020年のサイヤング賞投票で2位だったダルビッシュ有投手を獲得しました。
パドレスには2020年のサイヤング賞投票3位のディメルソン・ラメット投手も在籍しており、2投手の加入でメジャーリーグの公式サイトも全球団No.1という評価を受ける程の先発ローテーションを完成させました。
また、ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(以後FA)になっている田中将大投手とも交渉しているという報道が出ていますので、ここから更にローテーションが強力になる可能性も残しています。


そんな強力なローテーションを有するパドレスの野手陣はというと、中心となるのは若きスター選手、フェルナンド・タティスJr選手でしょう。
父親も元メジャーリーガーというサラブレッドですが、何とまだ2年目の21歳(2020年シーズン時点)という若さで、球団から11年総額332億円の契約を提示されている選手です。


2019年、84試合の出場ながら打率.317本塁打22本53打点16盗塁という成績を残して衝撃のデビューを果たすと、2020年シーズンは多少粗さが目立ったものの59試合で打率.277本塁打17本45打点11盗塁という成績を残しました。(とはいえ、本塁打はリーグ2位、打点と盗塁はリーグ4位の好成績)
そんなタティスJr選手の凄さは守備位置がショートの選手で上記の打撃成績を残しているという事です。
デビューした2019年は84試合で18失策と苦戦しましたが、2020年は59試合で僅かに3失策とかなりの上達を見せました。
強肩で守備範囲が広く、ダイナミックなプレーも魅せてくれる選手なので、ダルビッシュ投手にとっても大変心強い存在だと思います。


ダルビッシュ投手が登板する試合を観戦する際には、是非パドレスの背番号23番にもご注目を!!

ブログ再開のお知らせ

皆様、あけましておめでとうございます。

もう1月半分過ぎてますが、ワタクシ…

約半年振りにこのブログを開きました(笑)


全てはあのウイルスのせいです(言い訳)


今回こうしてブログを再開しようと思ったのは、日本の野球はよく観る友人との会話がキッカケでした。

その友人曰く「ダルビッシュとかマー君とかマエケンとか大谷君とか日本人が活躍するのは観たいけど、朝早いのがキツいのと選手が覚えられない」との事…朝早いのはまぁ、起きろとしか言えませんが(笑)選手が覚えられないなら、身体に叩き込んでやろうじゃないかと思い(笑)友人の様なメジャーリーグ初心者の方にも分かりやすく、尚且つ興味を持ってもらえる様にチームや選手の魅力を紹介するのがワタクシの務めではないかと考えた次第です。


という訳で、本日からMLB30球団の基本情報について解説していきたいと思いますので、拙い文章ですがお付き合い頂けたら幸いです。